2017-05-11 第193回国会 参議院 農林水産委員会 第12号
現在、世界の農薬、種子業界では企業買収が相次ぎ、寡占化が進んでいます。このままでは世界の大部分の農業者は、グローバル企業の開発した農薬と遺伝子組換え種子をセットで高い価格で買わされるようになり、自立した農業を営むことができなくなります。我が国の農業者がグローバル企業の奴隷になることは、何としても防がなくてはなりません。 さらには、構造改革による効果がはっきりと見えません。
現在、世界の農薬、種子業界では企業買収が相次ぎ、寡占化が進んでいます。このままでは世界の大部分の農業者は、グローバル企業の開発した農薬と遺伝子組換え種子をセットで高い価格で買わされるようになり、自立した農業を営むことができなくなります。我が国の農業者がグローバル企業の奴隷になることは、何としても防がなくてはなりません。 さらには、構造改革による効果がはっきりと見えません。
そういう場合を想定していく場合に、民間の参入というものがこれからの目木の種子業界の中に与える影響は非常に大きい、こういう心配を私どもも持っておるわけでありますが、これらの点につきまして重ねて当局のお考えをお示しをいただきたいと思うわけであります。
現在、最も流通量の多い野菜につきまして原案ができ上がっておりまして、ことしの初めの段階で関係の種子業界の意見を十分聞き、ごく最近におきましては、ユーザーでありますところの生産者団体の意見をただしておりますので、原案としてはでき上がっておるわけで、近々に制定、公表をいたしたいと考えております。
○下田京子君 次に、種苗の国際交流との関係で二、三お尋ねしたいわけなんですけれども、その第一に、植物の新品種の保護に関する国際条約等々の加盟問題も絡んでいまいろいろ議論があるところですが、種苗の国際交流という場で、大手種苗会社の、あるいは種子業界ですか、そういったところの進出が非常にいまお話に出ているというふうに伺っているわけなんですけれども、その中で、決して中小の育種家、こうした人たちが逆に被害をこうむらないように